クライン孝子  お知らせ



いやいや、一ヶ月にわたったサッカーW杯、とうとう終わりました。

スポーツオンチで、日ごろほとんど、スポーツには関心のない私ですが、今回だけは違い、できるだけ試合を見ようと心掛けていました。
もっとも主にドイツと日本と韓国の試合でしたけれど。

日本と韓国はそれぞれ、16強入り(日本)、4強入り(韓国)と大活躍、アジアにもそろそろサッカーに対する関心が定着しはじめたのかもしれませんね。
結果としては、日本も韓国も開催国としての面目を大いに果たし、大成功だったのではないでしょうか。

韓国の熱狂的な応援ぶりには圧倒されました。きっと、北朝鮮を意識してのあの応援となったのでしょう。
ドイツもかつては東西に分断された国ですから、この韓国の気持ちは、ドイツ国民には痛いほどわかっていたらしく、ドイツ人の多くは、できるなら韓国に奮戦してほしかったみたいです。実は私もそうでした。

でもあの韓国のハメを外しての有頂天ぶりには、ちょっとついていけなかったなあ。

韓国には、申し訳なかったけれど、四強入りしたとき、その目的は十分果たしたと思い、ドイツが韓国に勝って、横浜入りしたときは、実はほっとしていました。

決勝戦でドイツがブラジルに負けたのもよかった!

次回2006年はドイツが開催国になるだけに、2002年のW杯ではブラジルに優勝を譲って、次のチャンス、つまり本拠地ドイツでその実力を発揮すればいいと思ったからです。
 

そうそうドイツといえばゴールキーパーのカーンの活躍が目立ちましたね。最後負けた時の彼の態度も深く印象に残りました。、試合中、指を怪我したというのに、、試合終了直後の記者会見ではそのことには触れず、「負けたのは自分の責任だ」って。弁解がましいことは一言も言わなかった。

ドイツ人って、こういうところがあるのです。 頑固で融通が利かないのだけど、真髄があるっというのでしょうか。

日本の皆様にもその良きドイツ人の一面を、とくと見ていただきとっても嬉しかったです。


W杯は終了しました。このサッカーを機に、日本の若者の活躍を、とくにドイツから期待しています。
何といっても、次代を背負っていくのは、彼ら、若者ですもの。




6月25日 ドイツが韓国に勝ち決勝戦に進出
勝利を祝って行進するファン達
フランクフルト市内の道路は一時通行止めとなった



7月1日 海外遠征から戻ったドイツ・ナショナルチームを迎えて
フランクフルト市庁舎バルコニーから挨拶する選手達
レーマー広場に集まった熱狂的な観衆 5万人






ではまたまた。 


2002年7月1日

クライン孝子



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