クライン 孝子
** お知らせ **


1999年11月10日
こんにちは! 皆様お元気でいらっしゃいますか?

さて、2週間の日本滞在を終えて,ドイツへ帰って参りました。

日本到着第1日目は,かつて駐在員としてフランクフルトで活躍されていたご主人とともにフランクフルトに住んでおられた水谷妙子さんとい方が世話係となって、「クライン孝子と語る会」というのを私の投宿先「虎ノ門パストラル」で行いました。

今回は奥様がたばかりでなく大蔵省や防衛庁(どちらも仕事を中断して、また省庁で仕事の続きをされるという多忙の中で、駆け付けてくださいました)の方々,アメリカで活躍しておられる学者,青年会議所会員、大学生も顔を見せてくださって、とっても和気あいあいとした会になりました。

そうそうドイツ首相シュレーダー来日で、小渕首相からご招待を受け,首相官邸での歓迎晩餐会にも出席させていただきました。ああいうところって,そうそうたる政界,財界のメンバーが勢ぞろいするものなのですね。いやびっくりしてしまいました。
食事が終わったあと、小渕首相からの突然の呼びだしで、正面の席まで出掛けていき、シュレーダー首相としばらく歓談いたしました。通訳抜きでドイツの政治などちょっぴり話したものですから、シュレーダー首相ったら、とっても嬉しそうでした。
こういうのって、つまり小渕首相の痒いところまで手が届く気配り政治というのかなあと思い、ちょっとばかりいい気分になったうえ、すっかり小渕さんびいきになってしまいましたよ。

とかく自自公連立政権で批判があるという小渕内閣ですが、ああいう気配りを目の当りにしてしまいますと、そうですね,小渕さんには、16年間というコール首相の任期には及ばないまでも、長いスパンで第一線に立って政治をやっていただきたいと思いました。私って、威張りたがりやで,ふんぞり返っている人を見ると、その人がどんなに優れていても、とたんにアレルギー反応を起こしてしまうたちです。 そういうところが微塵も見られないのが小渕首相なのです。

ああそうそう、私の本 「甘やかされすぎるこどもたち」 ですが、読売新聞11月9日朝刊第一面の「編集手帳」や、産経新聞10月30日朝刊に大きく取り上げられ紹介されたばかりか、その他テレビ,ラジオ、雑誌などでも注目し取り上げられはじめたようで、

発売1カ月で、3刷に入りました。本当にこれってうれしいですねえ。

また,月刊雑誌 「voice」 では日ごろご尊敬申し上げ、しかもとても親しくしていただいている曽野綾子氏、さらに 「正論」ではかれこれ15,6年のお付き合いで、いつもお兄さんのように、親身になってアドバイスしてくださっている小堀桂一郎先生との長年の夢だった対談が実現しました。これらはそれぞれ新年号に掲載されることになっています。さらに,竹村健一氏とは,「週刊ポスト」で対談の運びとなりました。そういえば、氏との対談はこれで4度目になります。

ぜひ読者の皆様,お手に取ってくださいますよう。

ではまたまた。

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